テストが近づくほど、「もう少しだけ」と夜更かしをしてしまう人が増えてきます。眠い目をこすりながらワークを終わらせ、気づけば深夜…そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、実はこの“無理な頑張り”がテストの点数を下げる原因になることがあります。
眠らずに増える勉強時間は、一見するとプラスに思えます。でも、授業やテスト本番で内容を思い出せなかったら、その努力は点数に変わりません。脳は睡眠中に情報を整理し、記憶として定着させます。つまり、眠っていないと覚えた内容が頭に残らないのです。せっかく勉強しても、記憶にならないまま忘れてしまったらもったいないですよね。
テスト前こそ、“寝ることも勉強の一部”だと考えてみてください。深夜まで続けた勉強を、翌日の頭がぼんやりした状態でテストに出すより、しっかり寝て冷静に問題に向き合う方が、正確に思い出せる可能性は高くなります。集中力や判断力は、睡眠時間に左右されるからです。
勉強の仕上げは、夜中ではなく翌日の朝にまわすのも一つの方法です。睡眠で頭が整理された状態なら、短時間の復習でも効果が伸びることがあります。「今日はここまで、明日もう一度確認しよう」と区切りをつける習慣が、テスト期間を乗り切る力になります。
頑張りたい気持ちは大切ですが、身体と脳にも味方になってもらいましょう。眠ることで成績が伸びる―そんな勉強法もあるということを忘れずに、この一週間をうまく乗り越えてくださいね。応援しています💪✨