💡質問が上手くなると、勉強はもっと効率的に!

夏期講習や自習の時間が増えるこの時期、多くの生徒が「わからない問題」に直面します。そんなときにこそ活用してほしいのが「先生への質問」です。でも、「何をどう聞いていいかわからない」と感じている人も、実は多いのではないでしょうか?

質問がうまくなると、理解が早まり、勉強の効率もグンとアップします。今回は、塾の先生目線で「質問が上手になるためのちょっとしたコツ」を紹介します。

まず大切なのは、「どこまで自分で考えたか」を伝えることです。「わからない」だけだと、先生もどこから説明すればよいか迷ってしまいます。でも、「ここまでは自分で解いてみた」「ここで式が立てられない」「公式はわかってるけど使い方が…」といったように、自分なりのアプローチを伝えることで、先生もすぐにポイントをつかんで説明できます。

また、質問する前に「教科書」「ノート」「問題文」を手元に用意しておくのも大事です。必要な情報がすぐ見せられると、やりとりがスムーズになりますし、自分自身も整理された状態で質問できるようになります。

そしてもうひとつ大事なのは、「何がわからなかったのかを、自分の言葉で説明してみる」こと。説明しているうちに「あれ?もしかして…」と自力で気づけることも多いんです。

質問は、ただ答えをもらう行為ではなく、「自分の理解を深めるための作業」でもあります。質問が多い人ほど成績が伸びるのは、このプロセスをしっかり踏んでいるからなんですね。

わからないところを放置せず、積極的に質問して、夏の学習をもっと実りあるものにしていきましょう!