今日から7月が始まりました。1年の折り返し地点に立ち、学校ではちょうど期末テストの真っただ中という生徒さんも多いことと思います。
6月の終わりから続く蒸し暑さとテスト勉強の疲れで、気持ちが少しバテ気味になる時期でもあります。
でも、“今このタイミング”にどれだけ粘れるかが、テスト結果だけでなく夏以降の学習のリズムにも大きく関わってきます。
今できることを、できるだけ丁寧に
テスト直前や当日の朝に、どこまで新しいことを詰め込むかは難しいところです。
しかし、ここで大切なのは「今できることに集中する」こと。
暗記ノートの見直し、前日に間違えた問題のやり直し、単語カードの一巡など、やることが決まっているだけでも安心感が違います。
焦って手を広げすぎるより、小さなことでも“確実にできる”ことを積み上げるほうが、結果的に力になります。
テストが終わった人も、終わってない人も
すでにいくつかの教科を終えた人にとっては、「やりきった達成感」と「次の教科への切り替え」が必要なタイミングです。
つかの間の休憩も大事にしながら、翌日以降の準備も少しずつ進めておきましょう。
また、まだ主要教科が残っているという人は、「あと1日」「あと1科目」と区切って考えることが、気持ちの持ち方として効果的です。ゴールが見えれば、踏ん張りもききます。
7月の学びは、夏への土台づくり
この時期の取り組みは、夏期講習や受験学習のスタートをよりスムーズにしてくれます。
まずは今週、最後までテストをやり切る。その姿勢が、7月全体の流れを良いものにしてくれるはずです。
少しずつ、丁寧に。
7月のスタートを、自分の力で切り開いていきましょう。