🌿6月最後の日に、整える力

今日は6月30日。
湿度が高く、日差しも強く、空気はむっとした重たさを帯びています。

こんな日は、体も心も少し不安定になります。いつも通りのペースがつかみにくかったり、なんとなく気が乗らなかったり。勉強しようと思って机に向かったのに、いつの間にか手が止まってしまっていた、という人もいたかもしれません。

けれど、そういう日こそ大切なのは「整える」こと。自分の心と体、そして学習環境を少しだけ整えるだけで、頭の中のもやが晴れていくような感覚が生まれます。

たとえば、水をひと口飲んで、呼吸を深くしてから勉強を始める。タイマーをセットして、時間を意識して取り組む。手を止めていた自分を責めるのではなく、「今からやってみよう」と優しく声をかけてみる。

こうしたほんの小さな行動が、集中力を取り戻すスイッチになることは、決して少なくありません。

6月最後の日。月の区切りというのは、ちょっとだけ自分を見つめ直すきっかけにもなります。今月のがんばりを振り返ってみたり、7月に向けてやりたいことを考えてみたり。そうやって少しずつ、自分のリズムを取り戻していけるのだと思います。

蒸し暑さや不安定な空もまた、夏へ向かう準備のひとつ。勉強においても、環境とうまく付き合っていく力は、これからますます大切になっていきます。