9月に入り、文化祭や体育祭の準備で毎日が慌ただしくなってきましたね。放課後も活動が続き、帰宅するころには体力も気力も消耗してしまい、「今日はもう勉強は無理かも…」と思う日もあるのではないでしょうか。
そんなときに大切なのは、勉強を完全にゼロにしないことです。たとえ数分でも「軽い勉強」を続けることで、学習のリズムを保ち、後で取り戻す負担を減らすことができます。
たとえば、ベッドに入る前に英単語を5つだけ確認する、計算問題を1問だけ解く、社会の重要用語を読み返す──それだけでも十分です。重要なのは“やった”という感覚を残すこと。学習習慣が途切れなければ、行事が終わったあとにスムーズに通常の勉強モードへ戻ることができます。
また、疲れた日は頭を使う勉強よりも「暗記」や「復習」といった軽めの内容を選ぶのがおすすめです。無理に新しい問題に取り組もうとすると余計に集中できず、逆に勉強への抵抗感が強まってしまうこともあります。
文化祭や体育祭は一生の思い出になる大切な行事です。だからこそ、楽しみながらも勉強習慣を途切れさせない工夫をしておくことで、勉強も学校生活も両方大切にできる9月にしていきましょう。