12月に入り、学校でも少しずつ「進級」を意識する雰囲気が出てきました。受験生にとっては勝負の冬ですが、実は 中学1年生・2年生にとっても“成績を伸ばす絶好の時期” であることをご存じでしょうか?
理由は大きく3つあります。
まずひとつ目は、学習内容の区切りがよい時期 であること。2学期は学習量が多く、あっという間に進んでいきます。その分「どこが分かっていて、どこが抜けているのか」を見つけづらい時期でもあります。12月は定期テストの結果を手がかりに、弱点を見直すちょうどいいタイミング。穴をふさげば3学期の学習がぐっと楽になります。
ふたつ目は、冬は集中しやすい季節だということ。暑さや行事の多い夏・秋と比べて、夜に落ち着いて机に向かえる時間が増えるため、短時間でも密度の濃い勉強が可能です。積み上げ型の英語や数学は、この“静かな期間”にどれだけ基礎を固めるかで、次の学年の伸びが大きく変わります。
そして三つ目は、意識の切り替えがしやすい季節だということ。「もうすぐ○年生になる」という自覚が生まれ、勉強に対する姿勢が自然に前向きになりやすい時期です。冬期講習などのスタートをきっかけに、勉強の習慣がぐっと身につく生徒も多くいます。
受験生の影に隠れがちな中1・中2の冬ですが、実は “一気に差がつく” とても貴重な期間です。
今のうちに基礎を見直し、次の学年を最高のスタートで迎えられるよう、一緒にがんばっていきましょう!