新学期が始まり、日常の学習リズムが少しずつ戻ってくる時期になりました。このタイミングで改めて意識しておきたいのが、「今の学年で身につけておくべき基礎力」です。基礎は目立ちにくいものですが、今後の学習を支える大切な土台になります。
基礎力とは、難しい問題を解く力ではなく、教科書レベルの内容を正確に理解し、使える状態にしていることを指します。例えば、計算ミスをしないこと、用語の意味をあいまいにしないこと、基本問題を安定して解けることなどがこれにあたります。これらが身についていないまま次の単元に進むと、つまずきが積み重なり、学習全体が苦しくなってしまいます。
特にこの時期は、「なんとなく分かったつもり」で終わっている部分を見直すのに適しています。授業が再開した今こそ、教科書やノートを振り返り、基礎的な問題を解き直してみましょう。理解があいまいなところが見つかれば、それは成長のチャンスです。
また、基礎力は短期間で一気に身につくものではありません。毎日の学習の中で、少しずつ積み重ねていくことが大切です。特別な教材を増やす必要はなく、今使っている教材を丁寧に仕上げることが、確かな力につながります。
今の学年で必要な基礎をしっかり固めておくことは、次の学年への準備でもあります。新しい内容を自信を持って学ぶためにも、今のうちに土台を整えていきましょう。